1週間ぶりに水族館に出た、のんびり家を出るのでこの頃はいつも10時ごろになっているが、館内はまともには歩けないほどの込みようで、いつになっても衰えを知らないくらげの人気には驚かされる。
今月の10日には天皇陛下もここを訪れてくださる事になっているし、そのせいだろう館内には警備を担当する私服の警察官が大勢見回っていた。
これほどの大きな存在になることを、わずか3年前の「新クラゲ水族館」建設中にどれほどの人が予想しただろうか、今年8月の入館者が10万7千人有ったそうだ、この調子で経過すれば3年目の今年度末には55万人前後になる、75~80パーセントが県外からの客だからオープン以来その数は殆ど落ちていないことになる。
※ この水槽はいつみても素晴らしい、しかし寿命の短いクラゲをいつでも溢れるほどの数を群泳させるのは至難の業だ、喜ぶ客の陰で飼育職員の努力が有って実現しているのだ。
このところ日本では水族館の新築は3年目が底になる傾向にあり、オープン時の賑わいはたった2年で終わりを告げる、したがって3年目の成績がその施設の本当の評価となるので、何処の水族館だとしても経営側としては最も気になるものだ。 続きを読む